家屋調査(工事前・中間・工事後)

付近で建設工事等がおこなわれており、その工期中及び終了後に家屋への損傷が発生した場合、工事による振動等の影響なのか、もしくは経年変化によるものなのかを判断するために工事着工前に家屋の状態を調査(写真記録他)し基礎資料を作成します。

この基礎資料をもとに工事竣工後に再確認することにより、施工会社との補償や修繕などの話し合いが円満に解決できることが期待されます。

調査方法

原則として家屋の内部(全室)と外部(全面)を調査しますが、すべての損傷箇所を調査することは困難ですので、調査技術員が代表的な箇所を抽出し写真撮影・記録します。

外部調査

外壁面のひび割れや隙間・その他の現況を写真撮影し、代表的な箇所を計測していきます。必要に応じて傾斜測定や水準(レベル)測定を行います。

内部調査

各室の壁面のひび割れや隙間、建具の建付け・開閉状況、タイル面の状況を写真撮影し計測していきます。ただし、押入れ内部などの写真撮影は原則として行いません。
傾斜測定は主要な柱などで行い、測定値を記録し写真撮影します。